2019年4月29日月曜日

半年ぶりの出会い(アシナシイモリ)

餌(レプトミン)を置く→放って置く→勝手に食べる→食べ残し(白カビが生えるのですぐ分かる)を掃除→最初に戻る
のサイクルで殆ど「土を飼う」に等しい状態だったヌメアシナシイモリの「モコちゃん」。
そんな関係が半年近く続いておりましたが、今回はなんと半年ぶりに餌をおいた直後に食べに来ました。シャッターチャンス!



全く問題ないようで一安心。というか君、また太ったね…
(特に最後の写真の腹回りが)

決して無愛想な訳ではなく、むしろ指で触れると絡んでくるくらい(両棲類にしては珍しく)フレンドリーなのですが、基本地中性であり、(これも両棲類にしては珍しく)低温が苦手なので冬はパネルヒーターが温かい水槽の底にいたようです。
これから暑くなってくるのでパネルヒーターは切りました。またニョキニョキ地上にも顔出してくれないかな…

2019年4月21日日曜日

爬虫類ネコ科


今回は久々の登場、ヒョウモントカゲモドキの「とらお」さんです。
(オス、推定年齢7歳)
 ある雑誌でも書かれていましたが、ヒョウモントカゲモドキ(英名レオパルドゲコー、略して「レオパ」)は本当にネコに似ています。

・よく寝ている
・トイレは定位置派

上の写真の通りです。基本、どこでも寝ますが、お気に入りの就寝スペースはやはりシェルターの中。一方でかなり敏感なので(ここもネコっぽい)なかなか寝顔を撮影させてくれません。(上の写真が撮れたはかなりラッキー)
で、ウ●コはシェルターの脇が定位置です。といっても、ここにこんもりとするのではなく、この後はシェルターから定位置をキープしつつ反時計回りに出していくことになります。
とかなんとか書いていたら寝顔のシャッターチャンスを捉えました。

・水を飲むのが好き

本当のネコみたいに水皿からピチャピチャ舐めて水分補給するのが大好きです。
本種はもともとパキスタンとかイランなどの砂漠地帯の原産でして、餌以外からの水分補給は不要なのですが、試しに置いてみたところ好評だったので今もマメに水足しをしてあげることにしております。
(同じ砂漠出身のフトアゴヒゲトカゲ<豪州原産>にも試してみたら便器にされてしまいました_| ̄|○)

・身繕いが好き
この動作もネコそっくりです。脱皮(2か月に1回くらい)をした後はしばらく上のような姿勢で身体を舐め回します。

・そして…気まま
当館ではトカゲの餌(コオロギ)やりは2日に1度と決めているのですが、気分がのらないと食べてくれないのが悩みの種です。ちなみに「今おなかすいてない」のサインは餌の前で舌舐めずりだったりします。それでも平均すると週に4〜8匹のコオロギを食べてくれるので写真のように尻尾(栄養分の貯蔵庫。ラクダのコブのようなものです)は丸々としていますが。
逆に楽なのが「外に出しても脱走しない」ことです。水槽の掃除をしている間、机の上などに置いておきますが、興味深そうにあちこち散歩をするだけで狭いところに潜りにいったり机から落ちたりといった「オイタ」はほとんどしません。もちろん相手が動物である以上何をするのかは分かりませんので目は離さないようにはしています。
あと、かなりゼータクでして、
・後脚をもいだコオロギ
・ハニーワーム
しか食べようとしません。水槽愛好家には有名なメーカー「キョーリン」さんが練り餌状の人工餌を出してくれましたが殆ど興味を示しませんでした。それを代わりにフトアゴが…って、君は節操がなさすぎ!(笑)
 「ん…?呼んだ?」