2020年9月18日金曜日

夏をショートカット!

 …ではなくて、単なるサボりですね。すいません。

題材はいろいろあったのですが訃報が多くて凹み気味でした。

アカハライモリ×3

マダライモリ×2

ファイアサラマンダー×1

イモリ科に意趣遺恨があるのではないかと言うぐらいに死なせてしまいました。どうも今年の夏の室温(館長不在中)はキツすぎたようです。そういやコロナ騒ぎでテレワークが職場のデフォルトになってしまい、館内で仕事をする日が多かったのですがクーラーつけていないとやってられなかったもんなぁ…
(低緯度地帯原産の爬虫類たちは憎たらしいほど全員元気)

でも明るい話題もありました。

8月の夏休みに八王子の「浅川」(多摩川の支流)で「ガサガサ」。
(第3&4学芸員と。第1&2学芸員は受験でそれどころではない)
「しかしこの暑さじゃ一月保つかな…」と思っていたら、保ちました。相変わらずフラッシュの使い方が下手な館長です。

手前で泳いでいる小魚ですが、最初は何だか分からないほど小さかったのが急成長しました。
どうやらオイカワかウグイのようです。


そして壁面に張り付いていたのがヨシノボリ。


あとガサガサの定番のヌマエビ。ちなみアナカリスや底石も現地調達です。
シマドジョウもいました。最初の写真の左下をご参照ください。

浅川はその名の通り浅瀬がいっぱいあるような川なので、真夏&真昼の太陽で照らされた浅瀬の水温は結構凄いことになっています。そういうところで強かに生き抜いている魚やエビ達は館長が想像する以上にタフなのでしょう(でも、油断は禁物…)。

ちなみ本日、レッサーサイレンの水槽をフルリセットし、思い切ってベアタンクにしてみました。明らかに落ち着いていないサイレン、「うなぎ」(理事長命名)。文字通り両手をジタバタとさせています。
理由は、正体不明の青苔が大繁殖してしまったため。
苔と書いたけれどカビの一種かもしれません。なにせイシマキガイを投入しても全く減らなかったので。(そしてサイレンに食べられる気の毒なイシマキガイ)



水がクリアになったお陰で写真は撮りやすくなりましたが、これが吉と出るか凶と出るかはまだ分かりません。とりあえず餌(乾燥イトミミズのブロック)を与えたらパクついてくれましたが… どうなることやら。

最後に主なきアカハライモリ水槽のその後。
なんと、清掃係のホンドジョウは元気。こいつは確か、長征(12年前の西宮からの引越し)に付き合った最古参メンバーです。(あと生存しているのはクサガメだけ)

あと、餌兼掃除係のヌマエビたちがほぼ全員生存していました。
どうやらイモリの嗜好には合わなかったようで。(サイレン水槽では全滅)

ちょっと寂しくなりましたが、この水槽はこのままにしておいて、近所の「野川」のガサガサで採れたニューカマーの仮住まいにしようと思っています。