メンテがわりと楽※な上、殆どの種のお気に入りであり重宝させていただいております。
ペットショップ・通販などで割と簡単に入手が出来ます。
したのは終齢幼虫で、大きさは2cm前後。
※専用エサも出ていますが、食パンに蜂蜜を練り合わしたものでもOK。
(もともとはミツバチの巣に寄生している蛾で、養蜂家の嫌われものだった)
飼育・管理上の注意点としては、身体が柔らかくどんな小さい隙間からも脱走するので、蓋にはアルミネットを樹脂系接着剤でガッチリ付けておく必要があります。
割と気楽に繁殖できるというのが大きなメリット。
下が繁殖用ケースです。チャームで出ていた最小ケースのプラケで繁殖させます。
(1辺10cm未満のサイズ)
下には幼虫が孵化した時のためのエサを敷き詰めておきます(5mm〜1cm程度)
幼虫は放っておくと繭(蛹)を経て成虫(蛾)になります。
蛾ではよくある話なのですが、完全な繁殖マシーンと化しており口が退化しているのでエサは一切必要ありません。
で、更に放置しておくと蓋と容器の隙間という実に微妙な位置に卵塊を産み付けます。
これを下のエサに落としておけば1週間くらいで何とか目視できるほどに小さな幼虫が孵化します。
カイコもそうですが、ハニーワームも物凄い勢いで成長します。孵化からだいたい2〜3週間でエサは食いつくされる(その頃には親の蛾もみな天寿を全うしている)ので、より大きな容器へ引越しさせていくことになります。
機会があれば今のがある程度デカくなったところをアップしたいと思います。
(初齢幼虫は小さすぎて撮影はムリ…)
上手くやれば何世代も回転させることができますが、なかなか自給自足というわけにはいかないですね。どうも需要が供給を上回りがちで…
【おまけ】折角脱走に成功したコオロギがクモに狩られてしまった図
実はうちのマンション、シックハウス対策で壁紙の糊が天然素材なのですが、それを狙って紙魚(シミ)がかなりいます。さらにそれを狙ったクモが…
「水族館」以前に一介のマンションの部屋中で生態系が成立しているというのは興味深いものです。