2016年8月6日土曜日

「チャコちゃん」とお遊び、と…

人にジャレる」という稀有な性質を持つ両棲類、ヌメアシナシイモリ。
といっても始終ベタ慣れというわけではなく普段は土の中にいて、餌も地表の穴に置いておいたもの(当館では主として頭を潰したコオロギ)をいつの間にかに食べているというどちらかというと淡々とした付き合いをしております。

ところが先日、チャコちゃん(小さい方。大きい方は「モコちゃん」)が地表で派手に動いていたのでちょっと付き合うことにしてみました。
 珍しくも地面を這い回っているところ。

 噛まれた! …ではなくて差し伸べた指に乗っかってきたところ

 この後手のひらまでグイグイ攻めてきました。

一旦離して、ハニーワームを食べたら大きめ(ほぼ本体と同じ太さ)のをペロリと3匹平らげました。もしかして、コオロギはモコちゃんが殆ど食べている…?
(モコちゃんはやや無愛想。エサを見つけると物凄い速度で地中に引きずり込みます)

何もない時は土しか見えないので、屡々「土を飼っている」と揶揄されます。
 ??水槽の右上の方で何かが動いて見えたと思ったら…

 「誰が無愛想じゃーい!!」怒りの?モコちゃん登場。

館長が引っ張っているのではなくて館長の指に頭をグイグイ押し付けているところ。
どうやら餌の無心のようで、ハニーワームを与えたら4匹ペロリと平らげて満足して土の中に潜って行きました。