2017年4月30日日曜日

「くさ」ガメ体験記

アカミミガメが帰化するまでは日本で一番大きかったヌマガメことクサガメ。
当館のは何故か小柄で、エサはきちんとあげているのに甲長は8cm程度でおさまっております。
で、ここから「何を今更な」な話になるのですが、クサガメの「クサ」はテッキリ目の周りの模様の色変由来だと思っていたのですが…
(うちのは白っぽいです)
」ではなくて「」だったことをつい先日身を以て知りました。


上の写真の通り甲羅が水垢まみれになっていたので、親切心と余計なお世話で歯ブラシで磨いてやろうと手に取った途端に…
ぷ〜んっ。
腐った卵と野菜を3日ほど放置したような匂いを分泌して頂けました。隣の部屋まで匂いが伝わって学芸員達大騒ぎ。仕方ないのでお掃除は中止し以来放置しております。まあ元気なので佳しとしましょう。
ちなみに主食は乾燥イトミミズとオキアミ。館内の魚が死んだらご馳走として与えております。
今や数少なくなった「長征組」(西宮→武蔵野、2009年)以来の生き残りでもあり、末永く付き合って行ければと思っております。

※あとはアカハライモリ×1とホンドジョウ×1。他のメンバーはみな武蔵野に移転してからの導入組です。