これが大人しいアカハライモリやウパだったらコケ取り布を水槽に突っ込んでガシガシ、といくところですが、レッサーサイレンは気性が荒いので油断すると噛まれます(※)。あと、振動に敏感なところがあり、迂闊に刺激するとバシャバシャ跳ね回り最悪水槽外へダイブ→皮膚を痛めてご臨終となる可能性もあります。(実際この個体の同居者そうなった)
(※)口先が固くて鋭い嘴になっており、噛まれるとラジオペンチでつねられたような痛みと傷が残ります。
そして今年もイシマキガイの出番がやって参りました。
10匹ほどコケだらけの水槽に投入します。
そして5日ほど経つと…
それでも残るしぶといコケを更に掃除してくれる有難いイシマキガイさんたち。
しかし、この後彼らには試練が待ち受けております。
貝=餌と認識しているサイレンに食べられてしまうのです。
壁面にへばりついている間は大丈夫なのですが、砂利底に降りたらかなりの高確率でサイレンに鼻先でひっくり返されて中身をバリバリ…
去年の10匹は4月ころには全滅しておりました。欧州戦線の日系人部隊どころではない殉職率…
一方でアカハライモリ水槽。こちらは水面の前後にに緑色のコケ(ラン藻か?)がへばりつきますがそれほど大した量ではないので一匹だけ投入しました。
…のは去年のことですが1年経ってもイシマキさんは健在です。ただ、あまり仕事をしているようにはみえません。サイレン水槽が落ち着いたら1、2匹はこちらに引っ越させても良いかも…