2024年8月4日日曜日

2024年夏のメンバー

こちらでは約2年ぶり書き込みとなります。Googleもよくこのサービス(無料・広告なし)を消さずに放置しているよなぁ、と感心しつつ。現在のメンバーについて備忘も兼ねて軽く紹介してみます。それにしても総換えに近いとは… 生き物はもっと大切に飼いましょう>館長

古い方から紹介していきましょう。

クサガメ
唯一の、西宮以来の生き残り。15年は生きている計算になりますが、太陽光に当てていないせいかあまり大きくなりません。まあそっちの方が都合が良いのですが、糞の量は立派に成体です。水換え面倒臭ぇ(´Д`)


フトアゴヒゲトカゲ
たしかこれは三代目。飼いだしてからは5年くらいでしょうか。チビの頃から飼っていますが食欲は最近落ち気味。だと思ったら成熟しているのにコオロギをバリバリ食べたりするのでよく分かりません。

アカハライモリ
♂✕1、♀✕2。当館は冬でも気温が高めのせいか全然発情しません。まぁいつかのウパのように突然大量に産卵されても世話する余裕がないので、これはこれでちょうど良いかも。

ヒョウモントカゲモドキ
♀で、奥ゆかしい性格をしているので付けた名前は「姫」。餌を見せてもガッツキには来ません。しばらく舐めてから、パクッと静かに食べます。あとやはりハンドリングが楽。と言うか凶暴な個体に出会ったことがないです。

トウホクサンショウウオ
2匹いたのですが、一匹は突然餌を食べなくなり全身腐って死んでしまいました。伝染病だったら残った一匹も…という懸念を吹き飛ばしてくれるくらいに元気になりました。何なの?1回あたりは少食ですが確実に食べてくれます。

ファイアサラマンダー
上のサンショウウオの同居人。「ベタ慣れ!」とのキャッチフレーズに騙されたつもりで迎え入れてみたら本当にベタ慣れでした。遠慮というものがまったくなく蓋を開ければ餌をねだってきます。ちなみに彼らの水槽はワインセラーに入れて低温管理しております。

ニシアフリカトカゲモドキ
さいきん人気急上昇中の種類。手に乗っけたときの「クター」感はまるで縫いぐるみ。しかも捕獲個体(WC)とは思えないほどの大人しさ。水槽の掃除中にそこらに置いておいても逃げていきません。でも生き餌専門。この辺は野生というところでしょうか。

レッサーサイレン
当館の「顔」とも言える愉快な形態をした両生類(有尾目)。18世紀の博物学者、ジョン・ハンターがこれの標本を見て、もう少しでダーウィンよりも100年近く早く進化論に到達出来たのではと惜しまれるエピソードあり。ただいまアカハライモリと同居中。

スッポン
長男が近所の川で捕まえてきました。なにげにハンターの素質があります。迎え入れたときは孵化直後だったらしくてひたすら大人しくなったのですが、根気よく餌付けをしたところ、現在は突進してきてねだる程に。さて、どこまで大きくなることやら。

ミヤコヒキガエル
いちおう夫婦として迎え入れたつもり(左が♀)なのですが、食い気全開で餌を巡って仁義なき戦いとなることも辞せません。前飼っていた個体は拒食ですぐに死んでしまいましたが、今度のはそのような懸念は毛ほどもなし。喜んでおくべきなのでしょう。



クランウェルツノガエル
おっそろしい種です。控えめに、配合飼料を1日置きにしか与えていないのに迎えて1ヶ月でデブりだし、更にその後は縦横比を維持したまま(デブったまま)順調に成長中。動かないと思っていたら突然脱走を試みるので油断も出来ません。

アオジタトカゲ
幾つか品種にバリーションがあり、モノによっては腰が抜けそうな程高価で売買されていますが、これはリーゾナブルだった個体。普通に餌をやり続けただけで体積比でたぶん7、8倍くらいに育ちました。これからどうする?

ヨーロッパアシナシトカゲ
前から非常に憧れていた種ですが、初代は水槽のサイズ選定に失敗したり、床材が不潔になったりと散々な目に合わせた上に昇天させてしまいました(酷い)。2代目に関してはその辺かなり気を付けているつもりです。餌皿から大人しく食べるところが可愛い。

アカガエル&ヌマガエル
どちらもハンターこと長男が連れ帰ってきた個体。かなり都会な武蔵野市でも、探せばこういうのがいるってのは良いですね。基本的に当館メンバーで長生きするのは食いすぎと言えるくらいに食が良い個体ですが、いまのところどちらもその要件を満たしております。

他にも何種類かいますが、写真がないのでとりあえず今日はこの辺で。











2022年10月30日日曜日

移転のお報せ

 しばらくご無沙汰していたら、編集時のインターフェイスが劣悪になっていたのでBloggerからはてなに引っ越すことに致しました。

今後はこちら↓へお越しください。

武蔵野水族館2.0

こちらのコンテンツは消しません。しばらくこのまま閲覧だけできる状態にしようと思います。

2022年10月22日土曜日

メンバー確認

 前の更新から更に半年ぶり。最近はほとんどTwitterで遊んでいるのでこちらはホッタラカシにしておりました。とはいえ閉鎖するのはなんだか勿体ないのでここで、現在のメンバーの点呼を(餌やりのついで)に取ることにしてみます。

アフリカツメガエル。基本的に食べることしか考えていません。
(隠れる、逃げるといった本能もないかも…)
おそらく最も飼いやすいカエルでしょう。

現状もっとも新参のフェルナンデススキンク。アフリカ、トーゴ原産。
非常に隠蔽性が強いのですが、食欲も旺盛で、餌やりのときだけは写真のように
姿をみせてくれます。

ファイアサラマンダー(基亜種)。
最も安価なカテゴリですが、原産地はウクライナ。
今後は暫く入荷はなしでしょうかね。

トウホクサンショウウオ。9月の「ブラックアウト」でお迎え。
隠蔽性が強いと思いきや、意外に食欲旺盛で安堵しました。
小さいやつのほうが好奇心旺盛で遠慮がありません。

レッドサラマンダー(北米原産)。
当館では最も隠蔽性が強く、人前で餌を食べることはまずありません。
…が、いつの間にかに餌は姿を消すので食べているんでしょうが…

オビタイガーサラマンダー(北米原産)。
食欲の塊にして頑強極まりない飼育には超オススメの種類です。
当館は3匹迎えましたが、事故死させたことしかありません(←コラ!)

フトアゴヒゲトカゲ(豪州原産)。
動きに愛嬌があり、当館の代表的な存在(客にまず見せる)です。
そこら中にフンをするのでトイレトレーニング中です。

クサガメ。日本原産といわれていましたが、中国渡来説が有力になってきました。
アカミミガメもイシガメもそうですが、実は非常に俊敏です。
「うさぎとかめ」に出演させたらスタートダッシュならうさぎに勝てるかと。
(イソップ童話のカメはギリシャリクガメなので鈍重なのです)

クランウェルツノガエル。よく知りませんが南米ベルツノガエルの改良種でしょうか。
5月の「レプタイルズショー」でお迎えしました。
全身の半分が口、というのは伊達ではなく餌食いの姿は大迫力です。

アカハライモリ。両棲類有尾目といったらまずこれでしょう。
…ですが、東京都での野生個体は絶滅危惧種になってしまったようです。
田んぼがあれだけ減っていれば当然なんでしょうなぁ。

ヒブナ&ランチュウ&ホンドジョウ(アルビノ)。
飼うこと自体は楽なのですが、あっという間に水槽が汚れます。
マメなメンテを …怠った結果、苔天国になりました。

ニホンカナヘビ。手前にある青いしっぽはガチャポンの景品ですのでお気になさらず。
(しかし、本当によく出来ている)
野生だけあって隠蔽性は強いのですが、壁に霧吹きで水をかけてやると喜んで舐めています。

本当は順不同ではなく分類別に並べたかったのですが、Bloggerの仕様が変更?となったせいか、写真の扱い(レイアウト)が面倒になったので途中でやる気を無くしました。どっかの別サービスにでも引っ越すかなぁ、でも更新頻度が年2回では…

2022年4月30日土曜日

こっそり更新

 またまた超久しぶりな書き込みです。
ヒルヤモリベビーがうまく育たずに死んでしまっていたので更新する気が萎え萎えになっておりました… あと本館の看板ともいえたヌメアシナシイモリさんも老衰?でお亡くなりに。

とはいえ気落ちのあまり他のも放置した…というわけではなく何とかしぶとくやっております。いや実はアカハライモリと魚の水槽に茶ゴケがつきまくったのは放置していたんですがね…

で、さすがにGWになったので多少は動かないとイケナイと思いまして、

・アカハライモリ(茶ゴケまみれ)
・タイガーサラマンダー(泥まみれ)
・ニホンカナヘビ(第4学芸員が捕獲してきた)

の水槽をフルリセットすることにしました。





さ〜て今度の休みで魚水槽を… また、サイレンを飼いたいなぁ(ボソッ

2021年8月12日木曜日

何と!

 6月下旬にヒルヤモリが産み落としていた卵2個のうち1個からベビーが孵化していました!発見者は第4学芸員(小学2年生)です。


残された卵の様子はこんな↓感じ。もう1匹(左)孵化してくれるかな?


「ととと、とりあえず餌−!」と叫んでしまいましたが、本日行きつけのお店は定休日。仕方がないので親にもあげているゼリーを一塊おいておきました。実は今週は夏休みでチンタラしていたのですが、明日の予定は決定です。

前の卵は親に食べられたし、たぶん無精卵なんだろ…と思っていたらまさかの展開でした。卵が無造作に産んで置かれていたのをみつけたのは6月23日。産卵から発見までのタイムラグを考えると約2ヶ月弱で孵化したことになりますので、先達の方々が指摘されていた日数のとおりでした。

全長およそ3cm。ニホンイモリの子供とほぼ同じサイズ。ちゃんと育てられるのでしょうか?(先ずは餌を食べさせないと…!)