こういうときは、つい有尾類&無足類の次の扱いにしてしまっている無尾類ことカエルさんに登場してもらいましょう。
(順番は導入順)
2013年秋に成体で捕獲したツチガエル。「ケロちゃん」。
(以下、命名はすべて第2学芸員)
非常に隠蔽性が強く、露光を思いっきり上げてようやく「何か見えた」写真になりました。
でもエサはよく食います。シェルターの前にコオロギを置く→本能で暗いところを目指してコオロギがヨタヨタ→バクッ!
…何というか「地獄の番人」みたいなイメージが。鳴き声も可愛い名前からは程遠い
「グゴガガガガ」
館長が変な夢をみて夜に目が覚めた時は、大概こいつが鳴いている時です。
2014年春にオタマで捕獲したニホンアカガエル、「アイちゃん」。
お気に入りのシェルター(素焼きの土管、魚水槽用)がギチギチになってきたので外にいることが多くなってきました。…ときどき、無理やり入っていますが、土管の横穴から腹の肉がはみ出していて(笑)
物心ついたときから水槽にいたせいか、野生個体と違ってあまり物怖じしません。
「キョロロロロ…」と可愛い声で鳴いたので、♂であることが判明しました。
2014年初夏にCB成体で導入したキオビヤドクガエル。
上が、「ててちゃん」、
下が、「ててんちゃん」
だそうです。もともと野生下には天敵がいない(除く:毒矢に使用するヒト)上にCBなので全く人怖じしません。「ケロちゃん」「アイちゃん」から追ってみると段階的に隠蔽性が薄れてくるので比較してみると面白かったりします。
で、実はこれは寝姿。むかしは一緒に写ってるポトスの葉っぱの上で寝ていたのですが、
デブって葉っぱから落ちるので地面で寝るようになった
とかなり恥ずかしい状況にもあります。
「ヒョロロロロ…」という細い鳴き声が聴こえたような気がします。カップルであることを期待しております。
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