2015年3月26日木曜日

デス(じゃない)マスク <ヒョウモントカゲモドキ>

グロ系画像ではないのでご安心ください。
(トカゲ=グロという方にはこの限りにあらず)
頭の上半分だけ、綺麗にむけた脱皮の皮です。
ちょっと前までは「むいたら直ぐ食べる」、だったのですが最近はダレているようです。

後日再び、ゆる〜く脱皮中なのはヒョウモントカゲモドキ、フヤリー(♀)。
上の皮も彼女のものです。
4年目に突入、ハンドリング・部屋での散歩・ピンセットでエサやりと唯でさえCBなところに追い打ちをかけるような「人ならし」の結果、割と最近まで残っていた「脱皮したらすぐ食べる」という本能も薄れつつあるような。

奥に写っているのはお婿さん候補のとらお。…なんですが、「フヤリー」の評価は今ひとつどころではなく、ナンパを仕掛けるたびに激しく撃退されてしまい何か距離を置くようになってしまいました。可哀想な気も。

…あ、そうか! 実は俺(館長)に気があるんだろ >フヤリー   ←バカ

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2015年3月20日金曜日

出張版・武蔵野水族館

(アズマ)ヒキガエルです。
新メンバーというか…

2月に一時的暖かくなったとき、第二学芸員(小3)の学校の池から冬眠していたヒキガエルが勘違いしてゾロゾロ出てきました。
小学校だったのがアンラッキー。直ちに児童様に捕獲されてしまいました。

第二学芸員:
「うちにいないしゅるいのカエルをたくさんつかまえたけど、かいかたおしえてー」

どの種か分からんことには…と、図鑑を片手に特定の試みをするも、全く要領を得ず挫折。とにかく死なせちゃマズいので、担任の先生の了解のもと別件で殆ど夜に学校訪問。

おいおいおいおい、思いっきり図鑑に載ってるじゃねぇか! >第二学芸員
ちっさい水槽に3〜4cmほど水をはった状態×7匹。
(まぁ、水分ゼロより遥かにマシではありますが)

担任の先生・第二学芸員を通じて以下提案&要請。
・7匹も同時に飼育できるものではないので
 「全部逃がす」
 「一匹だけ残して飼う・残りは逃がす」
 どちらかにする。 →クラス全員一致で後者に決定。
・住居は武蔵野水族館の余り物で間に合わせた「建売」を用意。
・水場は不要だが保湿に心がける。
・エサは定期的に武蔵野水族館から第二学芸員が供給する。
・「住居」の持ち込みは館長が勤務時間をシフトさせて朝イチに実施する。
 →以上、快諾頂けましたが、持ち込みの時点で

「父兄」というより「業者」認定されてしまったようです。
…なんにもしない小3女子(上図右端)が何かやたらと威張っていますが。

で、もう春休みに入るので先ほど学期明けまで預かるために、「業者」さんは回収に学校と「水族館」を往復した次第です。
登下校ルート(ほぼ一直線のそこそこ人通りのある道)を水槽抱えて歩いているだけで
「あ、『崩れ』さんちのカエルのお父さんだー」
 …たしかに家族同然の付き合いはしてますが…

ということで本日から4月過ぎまで当館(本館)にて預かることと致しました。
食欲は旺盛、そこそこ肥えているので心配なさそうです。
(ただ、ちょっと保湿しすぎ…というかビタビタなので自然乾燥を待とうかと)

以下、担任の先生からの伝言:
「す、すいません、来年度は担任が変わる可能性があるのですが、後任がカエルが超苦手だった場合(そういう先生が何人かいる模様)はお引き取り頂けないでしょうか…」

…あー、はいはい。

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2015年3月17日火曜日

「水洗」もいろいろ(オビタイガー&スポット)

陸棲のサラマンダーも池を作ってあげるとウレシイようです。
特に北米産の方々…トイレにもなるので。
本日「現場」を紹介させて頂くのはプレソドンの2匹。

「新居」にも馴染んでくれました、礼儀正しいスポットサラマンダー。
非常に掃除しやすいところに「致して」くださるので助かります。
基本的に用を済ます時以外は陸にいるようです。


暴れん坊のオビタイガーサラマンダー。かなりの水好きで、夜休んでいる時以外は池でバチャバチャしています。この習性はちょっと意外でした。
で、脱皮してもウ●コしてもバチャバチャ。
ただちに曖昧な状態にして下さるので、直ちにスポイトで吸い込むのが清潔さを保つコツ?です。

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2015年3月11日水曜日

不祥事発生!(ウパ)

2014年夏生まれの子ウパ残留組たちは個体差があるものの概ね順調に暮らしており…と思いつつ水槽を覗いたら、

なんか変な感じ。

よく見てみましょう。
ああああああーーーッ!!
久しぶりにやらかしました。「共食い」です。

思わず上げた館長の悲鳴に第2学芸員が駆けつけてしまいました。
一瞬で事態を把握した上で怒りの叫び:
→食った奴(=ウパ)と管理している奴(=館長)双方へ向けてのもののようです。
ゴメンナサイorz

結局食いきれず、「共倒れ」せぬよう引っ張り出しましたが食われた方は当然手遅れ。
再発防止の応急措置として
・犯人は別棟へ隔離
・残りは水槽内のシェルターを(やや)増やして接触トラブルを軽減する
ことにしました。

以下は不幸中の幸いというか…
・譲渡したら「辛くて、痛い罰」を館長が執行されるゴールデンが被害者ではなかった。
 (但し、加害者だった
・他の方に譲渡予定の個体は別水槽なので巻き込まれなかった。

隔離された犯人の図↓
この待遇、何かを彷彿とさせるなぁ…と思ってみたら
羊たちの沈黙」の「ハンニバル・レクター教授」@独居房でした。
共食い・独房・タレント性…共通点が結構あって怖いです。
というわけで、彼の名は「ハンニバル」となりました。
いつか「特攻野郎Aチーム」の剽軽な方のハンニバルさんになってもらいたいものです。

親たちは全くトラブル無くノンビリ同居できているんですがね…
「凶(暴)ちゃん」も最近は清掃員(イシマキガイ)に襲いかからなくなったし。

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以下ウパと関係ない余談:
「レクター教授」が登場する、「レッド・ドラゴン」と「羊たちの沈黙」を初めて読んだ時の衝撃は強烈でした。原作者のトマス・ハリスの構想力--、特に最強の脇役ことレクター教授のカリスマ性にはまさに打ちのめされました。
映画化された「羊」での「教授」役のアンソニー・ホプキンスの怪演ぶりも素晴らしく、以降彼が主役だと、中年の純愛ものでも「で、いつ恋人食うの?」とワクワクしてしまったものです。
…しかし、この後は肝心の原作者がレクター教授に惚れ込みすぎてしまい、期待の次作「ハンニバル」では「ぼくのかんがえた、さいきょうのれくたーきょうじゅ」になってしまって大いに失望、→復活してくれ!との願いはその次の「ライジング」(今のところ最新作)には全く届かず、「一読→ブック●フ」という版元に最も失礼な処分を敢えてさせて頂くことと相成りました。
上の2作では主人公(警察)と当座の事件の犯人のストーリー・エピソードを軸に据えつつ、レクター教授が絶妙な絡み方をするという構成が見事だったのですが、最強の脇役を主役に配置換えした結果、匹敵する後任を用意できず、結果として主役だけが悪目立ちするという、非常に薄っぺらなストーリーとなってしまった感があります。
作者は非常に寡作なので(この40年で5作、デビュー作のみレクター教授は登場しない)、もうこのまま「沈黙」し続けてもらいたいものです。元ファンとしては。

2015年3月6日金曜日

本物の俺を見せてやる(ヌメアシナシイモリ)

このところ、
餌を置く→気づいたら片付けている
のサイクルで、すっかりお互いに無愛想になってしまったアシナシと館長でしたが、
館長が久しぶりにこんなマンガを描いたら気を良くしたのかムカついたのか、今日は餌を置いた直後に食べにやって来ました。
しかも内気なはずの「モコちゃん(大きい方)」が。

いきなり突撃。

アシナシは口先でくわえることが出来ない(下顎しか可動しない・舌も殆ど動かない)ので、とにかく押さえつけて喉元までグイグイ 持っていくしかありません。

なんとかくわえ込むことに成功。おうちに帰ってゆっくり食べます。

「おうち」の出入口(画面中央)。おそらく餌はモグモグされているところです。
飼っているとこういう穴があちこちに開くようになるので、置き餌はこの周囲に置いてやるのが親切かと思います。

…と、この一連の動きにかかった時間はせいぜい30秒なので、ここではデジ一眼+マクロレンズが威力を発揮します。館長が使っているのはNikonのD5200というやつで型落ちでかなり安く買えた割には高機能だったので(あと素人で細かいことが分からないので)、素直に喜んで使っています。そしてこのカメラ、おそらく日本でも数少ない
「人間よりもアシナシイモリを撮影した回数が多いカメラ」
でもあります。(学芸会憤慨中)


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しつこい緑化計画(マダラ&イボイモリ)

踏まれると枯れるという基本中の基本を失念して二度も失敗したセラギネラ(シダ類)に凝りて(というかすいません>セラ様)、初心にかえってハイゴケを再び活けてみることにしました。
トビムシ・ダニ予防に一晩水に浸けておきました。これで南向きの窓際においておけば大丈夫かと…

※トビムシ・ダニは小麦系の「餌のエサ」経由で増殖・移住してくるので、現在ハニーワーム・コオロギといった餌水槽は「食べるひと」達水槽とは距離を開けておくようにしております。

カメラを向けると寄ってくる陽気なマダライモリ(細)。
相変わらずマイペースな=何も気にしていない呑気なアメイロイボイモリ。

調子に乗って這い上がってくる陽気すぎるマダライモリ(細)。
全く気にしていない=マイペースすぎるアメイロイボイモリ。

しばらくしたらマダライモリ(太)が散歩をしていました。
こいつはすぐ「黒Tシャツ」状態になりますが、陽光・緑の絨毯がある方がスムーズに脱皮できているようです。

今度こそ、「盆栽水槽」が成功しますように…


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