2018年6月30日土曜日

水温28.5℃、気温は…

計りたくないです。
というか、何で水温計しかないのかな我が部屋はー。

関東地方が6月中に梅雨明け宣言(=夏入り)したのは観測史上初めてだとか。
あぁ暑い暑い。
しかしエアコンの掃除を去年からしていないのでスイッチを入れる勇気がない…

一般に、「高温に弱い」はずの当館のメインこと有尾類さんたちですが、何故かみな元気です。実は元からタフなのか、怠け者の館長に付き合ってタフになったのかどちらかわかりませんが、みんなプリップリしていて食欲も落ちておりません。

レッサーサイレン(たぶんウエスタン)。
クリル(乾燥オキアミ)をもぎ取るようにして食べます。
全長は約40cm。
そういや昔名古屋の東山動物園でグレーターの成体を見ましたが、長さは約1m、太さは大人の腕以上、とド迫力でした。

オビタイガーサラマンダー(和名トラフサンショウウオ)。
多くの飼育書で「最強」と書かれているだけあって、日本の夏にも動じません。
全長25cmほど。
何でも食べます。普段はコオロギを上げていますがただ今ストックを切らしているので(夏だと日持ちも悪いので)湿らせたクリルを与えています。

アカハライモリ。当館最古参で多分今年が飼育10年目です。
(六甲の山中から連れてきた時から既に成体だったので実年齢は15歳以上?)
このクソ暑い最中に浮島でリラックスできるタフさはちょっと予想外でした。
主な餌はウパ用の配合飼料。撒いておけば食べてくれるので手間がかかりません。

ヌメアシナシイモリ。これは熱帯(東南アジア)産だから日本の夏が適しています。
というか冬は温めておかないとマズい。
この写真だとわかりませんがたまに陸上に姿を現すとかなりデブっているのが分かります。
5年前の導入時の倍 …およそ30cmくらいまで伸びたでしょうか。
餌はレプトミンを湿らせて地面に置いておくだけ。これも管理が楽です。

さすがに温度管理が必要なトウキョウサンショウウオ(の成り立て成体)。
庫内を17℃にキープしたワインセラーで飼っています。
先日、ハニーワームを食べてくれたのではしゃいでいましたが、
先輩のアドバイスに従ってワラジムシを与えたらこれも食べてくれました。
(ワラジムシのほうが湿気に強いので気軽に放り込んでおくことができる)
心なしか腹回りにも余裕が出てきたような…

以上、早くも熱帯夜な6月末のレポートでした。

2018年6月24日日曜日

さらに約1ヶ月(トウキョウサンショウウオ)

「ネオテニー化してくれたら餌付けが楽でいいなぁ」
「餌付けてベタ馴れ作戦」
とか勝手に考えていたトウキョウサンショウウオの幼生ですが、見事にこちらの期待を裏切ってくれました。

6月4日 初めて拒食。(プイッと顔を背けるように)
 …水温上昇(当館の室温は気温とほぼ同じです)か?水質悪化か? 検討つかず。

6月6日 急激にエラが退化。明らかに上陸モードに。

 ・浅く水をはった小型水槽(ミズゴケの陸場あり)に引越し
 ・17℃に調整したワインセラーに水槽ごと入れる。
 ・原則生き餌にしか反応しなくなるので釣具屋で活きアカムシを導入。

この後しばらく餌に積極的に反応を示してくれなくなり、館長煩悶。
6月18日、アカムシ(口の前)&ハニーワーム(手前の白い虫)との豪華セットにも関心を示さないの図。
エラは消え、ミズゴケの上にいることが多くなった。

…一方で、アカムシがいつの間にかに消えていたり(ミズゴケの間に潜り込んだだけかも)、全長が4cmほどに伸びているなど「館長の見ていないところでこっそり食べている?」との疑問も。


 6月24日(つまり先程)、ハニーワームを与えたら食べた!!
あまりに瞬間のことだったので撮影しそこねましたが、上の写真はその約5分後のもの。
アカムシ(右上)には相変わらず関心を示しておりませんが…

これでようやく一安心です。いやぁ、それにしてもハニーワーム万能ですわ。
生憎「ベタ馴れ」とはなってくれませんでしたが…
これからしばらくアカムシの減り具合、腹回りなどに注意しながらハニーワーム中心で管理していこうと思います。