「餌付けてベタ馴れ作戦」
とか勝手に考えていたトウキョウサンショウウオの幼生ですが、見事にこちらの期待を裏切ってくれました。
6月4日 初めて拒食。(プイッと顔を背けるように)
…水温上昇(当館の室温は気温とほぼ同じです)か?水質悪化か? 検討つかず。
6月6日 急激にエラが退化。明らかに上陸モードに。
・浅く水をはった小型水槽(ミズゴケの陸場あり)に引越し
・17℃に調整したワインセラーに水槽ごと入れる。
・原則生き餌にしか反応しなくなるので釣具屋で活きアカムシを導入。
この後しばらく餌に積極的に反応を示してくれなくなり、館長煩悶。
6月18日、アカムシ(口の前)&ハニーワーム(手前の白い虫)との豪華セットにも関心を示さないの図。
エラは消え、ミズゴケの上にいることが多くなった。
…一方で、アカムシがいつの間にかに消えていたり(ミズゴケの間に潜り込んだだけかも)、全長が4cmほどに伸びているなど「館長の見ていないところでこっそり食べている?」との疑問も。
あまりに瞬間のことだったので撮影しそこねましたが、上の写真はその約5分後のもの。
アカムシ(右上)には相変わらず関心を示しておりませんが…
これでようやく一安心です。いやぁ、それにしてもハニーワーム万能ですわ。
生憎「ベタ馴れ」とはなってくれませんでしたが…
これからしばらくアカムシの減り具合、腹回りなどに注意しながらハニーワーム中心で管理していこうと思います。