2015年8月3日月曜日

【これで】タイガーサラマンダー脱走→無事保護【2度め】

「『隙間があったら出てみたい』が両生類の本能」と先日書きましたが、食欲の塊、当館のオビタイガーサラマンダーが、「隙間がなかったら、作ればいいじゃない」と、どこぞの王妃様のようなことをやらかしてくれました。
以前、わずかな隙間から逃げ出して大騒ぎ→部屋の片隅にいたところを無事保護したという騒ぎを記事にしましたが、今回は信じられないことをやらかしてくれました。


 以前の反省を元に、重さ約700グラムの石を乗せておいたのですが、どうも端を(テコの原理で)持ち上げて逃げてしまったのです。
さー、館長慌てた慌てた!部屋中探しまわって(理事長曰く「掃除もしてくれて助かるからこれからも定期的に脱走してくれないかしら♪」)も見つからず、途方に暮れていたら隣室(リビング)の洗濯物の山から「ニョキッ」。
全然弱っておらず、軽く水を掛けて餌をやったらバクバク食べました。

前にも書いたとおり全身粘膜な両生類は、屋内で脱走されると埃などに水分をあっと言う間に吸い取られ干物になってしまうのですが、タイガーの皮膚はやや丈夫に出来ているようです。しかし二度「無事保護」は単に運が良かっただけだよな…

というわけで今度は「カチッ」とロックできる蓋の水槽に切り替えることにしました。
タイガーのサイズ(全長約22cm)に合ったサイズのものがないので通販で注文し、届く前は下の水槽(水を張ってある)に仮住まいさせることにしました。
「せまいよ〜」
「お前のせいじゃっ、しばらくガマンせい。この馬鹿力ッ!」