葬り去るのも惜しいので、復興させてみることにしました。
イナゴとかが食べれない人にとっては完全なグロ記事です。
「虫を食べる」という行為が許せない人もスルーして下さい。
(ちなみに館長の田舎ではイナゴもハチノコも割と平気で食べる。カイコの蛹は人それぞれ〜館長は平気)
写真の日付を見たら2011.3.21。あの悲劇からわずか十日後のことです。
先行きの見えない不安で少々おかしくなっていたのでしょう。
(ちなみに当館は当時の首相の実家の近所にあるせいか計画停電は免れました)
※スクロールするとグロ画像が出て来ます。やめるなら今のうちです!!
はい、これを食べました。
両生類・爬虫類の餌の定番、ミールワーム(チャイロコメノゴミムシダマシの幼虫)です。
ワンカップ大関の瓶に二百匹入れてみました。意外に場所を取りませんね。
これを踊り食い…すると寄生虫とかいるらしくて色々と危険なので、油で揚げる事にしました。
ジャンボミールワームも混ぜております。
カラリと挙げてから塩をひとつまみかけて食べた感想は以下のとおり。
・小さいのは味があまりしない。(高温過ぎて風味が飛んだ?)
・ジャンボは淡白ながらスナック風味で普通に美味かった。・塩のせいか喉がやたら乾く。ビールのツマミには向いている。
最近はミールワーム自体を餌に使っていないのでとんとご無沙汰ですが、当時夏頃までは月一位で食べてましたね。健康に特に異常はありませんでした。
…後片付けさえきちんとしておけば全くクレームを付けない理事長の強心臓に乾杯。
この後、ハニーワームにも挑戦しました。
あちらは蜂蜜を主食にするだけあって甘い香りがするので期待をしていたのですが、高熱処理すると風味が完全に飛んでしまって「味のないハチノコ」になってしまったので×。
今、手元に居る生き餌はハニーワームの他にはイエコオロギがいますが、あれは
「どうやっても臭みが取れず美味しくない」
という先人(いるんですよ、本当に)のアドバイスに従い、挑戦していません。
あと、現在は諸事情あって禁酒中なので、こういう酔狂を思いつくこともないというのも事実であります。
セミとカミキリムシの幼虫は凄く美味いと聞くのですがゲットする機会がなくて…
異常、もとい以上、グロ記事にお付き合いさせてしまい大変失礼致しました。
オマケ:
孵化直後の震災を乗り越えてしぶとく生き残ったハナダイモリ
(餌のミジンコの容器がひっくり返って潰滅した以外、被害はなし)
2011.3当時
2015.10現在。完全にオトナになりました。
一度辺りの産卵数が少ない・上陸せずいきなり固形餌デビューができると、正に大雑把な館長向けのいいイモリさんたちです。15個前後の卵のうち、11匹が無事成熟し、今も目が合うと「餌くれ〜」してきます。それにしてもホッペが可愛い。