2017年12月7日木曜日

【番外編】当館の生態系

当館(というかマンションの部屋)の壁紙は自然素材を使っているらしく、お陰でハウスシック症候群が起こらないのは有難いのですが、紙魚(シミ)のいい餌になるらしく、理事長・学芸員たちにはゴキブリ以上にウザがられています。

そこに現れたのがハエトリグモ!
 写真が暗くてわかりにくいですが、右下の三股の触覚が生えているのが下半身を食われている最中の紙魚であります。

ここ最近は豊富な食材?のお陰か繁殖もしているようでうまい具合に均衡しているようです。

「紙魚」はその名のごとく本も食い荒らす(正確には紙ではなくて製版の糊の部分)ので難儀をしておりましたがこのところそういうこともめっきり減りました。偉いぞクモ!

 以上、壁紙/本→紙魚→クモの食物連鎖のピラミッドが当館では成立しているという話でした。

2017年11月27日月曜日

衣替えの季節

寒くなりました。背広を冬用に替えるのが面倒な時季です。
あと、手袋とかマフラーとかに関しては
「あれ?去年は何処にやったっけ?」
てな騒ぎを毎年演じているような気がしないでもありません。

当館のヒョウモントカゲモドキ、とらおが割と久しぶりに脱皮しました。
館長と違って面倒ではないんでしょうか…って、暖房が既に入っているのを忘れていました。

最初「目つきが変」と思っていたら、目の周りから剥けだしていました。

この後半日近くかけて住まいでゴリゴリ。これは気持ちよさそうだ…
剥けた皮はこの後本人が美味しく頂きました。

落ち着いてから水槽掃除。その間館長の机の上へ出張。
基本的にスキマが嫌いらしく、知らない間に変なところに入り込む懸念がないのがラッキー。
(とはいえ油断禁物)

このところすっかりゼータクになってしまいワーム系ばかり食べておりコオロギには目もくれません。
面倒ですがカルシウム粉を購入して栄養バランスを取ることにしました。
床にも蒔いたので暇つぶしに舐めてくれれば幸甚なのですが。

【追記】
…とか書いていたらたった今(11/27 19:30頃)舐めてたー!
これで丈夫に冬を越せそうな予感♪

2017年10月30日月曜日

30cmちょっと。

我が家のレッサーサイレン、「うなぎ」、やってきた時の倍くらいの長さになりました。
45cm水槽に丁度よいサイズです。
 長さが分かる写真を撮ろうと思った時に限って、やたらカメラ目線(笑)

よっしゃ撮った―!と思ったら、後ろが切れていました。

上から撮影。何とか全身が収まりました。

もう皆さんご存知かと思いますがサイレンには後脚ががありません。
エラが生えたまま一生を水中で過ごします。

最近「解剖医ジョン・ハンターの数奇な生涯という本を最近読みましたが、意外なところでサイレンが登場していました。18世紀後半のイギリスで活躍した、医者&博物学者のジョン・ハンターは世界中の珍動物(人間も含む)の標本をコレクションしていましたが、新大陸から取り寄せたサイレンを「魚と蛙の橋渡しをする動物」と認識していたそうです。ダーウィンの進化論に先駆けること半世紀以上の話です。
正確にはサイレンは原始的な両棲類ではなく、一旦上陸した両棲類が水棲に回帰したようですが、もしハンター医師が進化論を唱えていたら※理科の教科書にはサイレンが載っていたかもしれません …などと妄想すると胸が熱くなる両棲類マニアでした。
※残念なことにハンター医師は職人肌の人物で、コレクションの整理・体系化には熱心でしたがそこから何かの先進的な理論を導くというところまでは行かなかったようです。あと、18世紀後半という時代は「理性の時代」とは言われたものの聖書の完全否定に至るにはもう半世紀ほど必要だったようです。

2017年9月29日金曜日

頭はどっちだ?

【問題】下の動物の頭は左右どちらですか。(ア)(イ)から選びなさい(10点)
 (ア)左
 (イ)右








【解答】は(イ)=右でした。
 解答欄に「右」と書いたら不正解ですよ、そこの貴方!…じゃなくて受験生時代の小生(´・ω・`)
反対側は尾ではなくて殆どが「尻」だったりします。

 相変わらずレプトミンをバグバグ食べてくれるヌメアシナシイモリの「モコちゃん」は世話するのが楽で助かります。しかし、何年か飼っていても前後が分からない時がある…
・そこそこ活動的
・餌やりが楽
・長生き
これでもう少し個体数があれば人気のペットになったかも…って無理かなぁ。

2017年9月4日月曜日

贅沢者

食べ残しを腐らせないように、とピンセットで与えていたら自分でエサを取らなくなった困ったトカゲさんたちです。

…と書こうとしたら珍しくも自分で食べているフトアゴヒゲトカゲの「キロ」さん。
ちなみにエサは無着色の配合飼料です。


だからってそれだけで凄いドヤ顔されても…


その点、ヒョウモントカゲモドキの「とらお」さんはブレない。
主食はコオロギ。…だが、目の前で走っていても全然関心ナシ。

ピンセットを向けるとこの通り。
…しかし、ウ●コの脇でよく食欲が出て来るものですな…

2017年8月30日水曜日

iPhoneで撮ってみた。

普段はリコーのGXRという接写にやたら強いデジカメを使っていますが、今回は気紛れでiPhone5で撮ってみることにしました。

不幸な名機、GXR(販売終了)。
ファミコンのカセットのように着脱できるレンズユニットが売り…だったはずだが。

当館では珍しい(はず)のエサを食べていないアシナシイモリ。
左が頭で右が尻です。地中棲だけあって振動には敏感。

さて、当館(6畳和室)は空気が籠もりやすく、夏は有尾類には危険な水準=30℃に達します※…が、展示物たちは馴れてしまったのか一向に平気で、食欲/ウ●コともに全く調子が変わりません。
 ※飼育書を読むと「20℃以下に保ちたい」とあるし、それが正論だとも思うのですが。

タイガーサラマンダー。水槽内の池で適当に涼んでいます。
ついでに便所にも兼用。ピーナッツの種のような形のウ●コをします。

レッサーサイレン。乾期が来ると繭を作って夏眠をする…
ということは、ある程度の暑さには強いということかもしれません。

アカハライモリを撮ろうとしたら元気すぎて逃げられたので、
代わりに掃除役のホンドジョウを撮影。
アカハラの一匹と並ぶ最古参で、もう9年目。

…で、iPhoneを使ってみた感想。
「意外に接写にも向いている」
でした。これまでひたすらヒトばかり撮影していましたが、今後はこちらでも活躍しそうな予感。



2017年7月31日月曜日

おなかすいたー

(ほぼ)月刊(になってしまった)武蔵野水族館、今回は展示物たちのオネダリの図です。
フトアゴヒゲトカゲ、キロ。カウンター越しに「なあオヤジ、飯はまだか?」
ちょっとでも餌の気配を感じると鼻先でガラスをドカドカ叩いてきてうるさいです。
餌は配合飼料中心。コオロギや野菜も与えています。
デザートのチンゲン菜を食べているところ。茎をとって半分に裂いた葉っぱを食べる豪快さんです。(刻まなくていいので楽させてもらっている)

うるさいといえばクサガメ(名無し)。ドカドカビチャビチャ、納得するまで泳ぎまくります。
餌はフリーズドライしたイトミミズと死なせてしまった魚

カエルでないのにジャンプして捕食するオビタイガーサラマンダー(名無し)。
さし水だろうが館長の指だろうがとりあえず噛んできます。ただ後者の場合咥えた直後に「ペッペッ、まずっ
という態度を露骨に取るようになってきました。
餌はコオロギ。最近はドライイトミミズも食べるようになってきました。

ヒョウモントカゲモドキのとらお。いつもは細目ですが、水槽のフタを開けるとこの通り。いきなり冴えた顔になります。
ただ、若干神経質で餌のコオロギの触覚や脚が目に触れると機嫌を損ねてしまい半日ほどハンストします。

アカハライモリ(名無し)。おねだりは他種と比べて地味ですが、4匹+ハナダイモリ2匹+ドジョウ1匹と雑居しているため、与えたらバトルロイヤルを開始します。
冷凍アカムシを与えていたのですが最近は解凍が面倒くさくなって専ら配合飼料です。

ヌメアシナシイモリのモコちゃん。おねだりのタイミングが微妙で、専ら一通り食べてから「おかわりは?」
カメ用のレプトミン(小)が好物というコスパの良さを誇ります。もう少し大きくなったらコオロギとかも与えてみようかと。


最後に…
第3&第4学芸員おねだりの図。正直展示物と大して変わらないような気が…