2016年2月29日月曜日

残念ビバリウム・その2




テプラのとおりでございます。(第二学芸員<10歳>が命名・作成・貼付)
補足すると国産種シュレーゲルアオガエルです。
吸盤系の常として、クリアな外壁は絶望的ですね。

 横から見たところ。ワンルームマンションです、殆ど。

一応「ビバリウム」を名乗っている根拠。ハイゴケが活着してくれました。
前回も書きましたが、色々異論のあるLED照明、当館の植物の光合成には問題はなさそうです。左下に何か気になるものが写っているので拡大。

マダライモリのビバリウムにも生えていた謎のキノコ。
リョウセイルイビバリウムタケ」と今名づけました。
本当は何でしょうね。学芸員たちは
毒あるの?食べたら死ぬの?
館長の試食人体実験を露骨に期待しておりますが当然応じません。

止まり木に落ち着いているところ。この状態だとエサがやりやすいです。
(どんな姿勢でも食べるほどの健啖家ですが)
イエアメガエルほどの迫力はありませんが国産種らしい味わいがあるかと。

【おまけ】
こちらは住人以外には「生きているもの」のない水槽、いってみれば「デスリウム」でしょうか。(なんかデスメタルみたいで格好いいと思う館長)
ニホンアカガエルのアイちゃん、ほぼ生後2年です。体長は4cmほど。もう少し大きくなると思ったのですが。部屋にあわせて大きさが決まるのか…と一瞬思いましたが、
・ウパ
・タイガーサラマンダー
・レッドサラマンダー
・アフリカウシガエル
・ツノガエル
等々、例外が多すぎるので分かりません。とにかく餌はよく食べております。

2016年2月26日金曜日

残念ビバリウム

忙しくて忙しくて忙しくて忙しくて更新サボってすみません。
レッドサラマンダー「デブ2号」は残念なことになりましたが、後はみな元気です。
というかメンバーの強靭な生命力に凭れきりのような気がしてなりません。

本日はそんな「凭れ」の一例を紹介致します。
キオビヤドクガエル「ててちゃん」「ててんちゃん」の水槽です。
…「ビバリウム」を名乗るにはあまりに残念な内容なので敢えて「水槽」と書きました。
それなりのキットもあるので購入すればいいのに「手元にあるやつで間に合わそう」とケチった結果出来上がった「残念ビバリウム」…というか「水槽」です。
上においた熱源が適温をキープしてくれますが、成長して接触したポトスの葉を枯らしまくります。それでも次から次へと新芽を吹くポトス。小学校のアサガオ・ヒマワリ・ヘチマのどれもまともに育てられなかった「枯らし魔」館長も戦慄する生命力です。
植物用の光源をLEDにすることについては議論があるようですが、ポトスの生命力の前では全く問題ない模様です。

で、ミスティングの機械など気の利いたモノはなく、毎日の霧吹きは欠かせません。
2日くらいサボると放射熱で地面が砂漠化し、住人たちを半夏眠状態に追い込んでしまいます。
…実は上のがその「犯行現場」写真で、二匹とも半分くらい地面にめり込んでいたのですが、気の毒すぎて(実はカメラを寄せられなかっただけ)撮影は控えました。

もう霧吹きなどかったるいことはやめて「ヤカンで水ドバーッ」にしました。
「おお生き返るぜ兄弟!」
「あのバ館長、忘れてやがったな(怒」
幸いにも元気で食欲もあり、このあとウイングレスのショウジョウバエをバクバク食べてくれました。でもエサやり君は飽きられてしまったようで時々稼働させても無視されてしまうようになりました。魚の餌はヤドク的には美味しくないのでしょうか。
ヤドクガエルの許容気温は18〜28℃であり、当館(室)は南向きで壁が厚いので冬でも18℃はキープできております。…というわけで宿泊・出張で水やりができないときは熱源はオフにしております。
(学芸員にやらせようかと思ったが、水槽の位置と身長との関係で無理。こんなところでも残念)

※「残念ビバリウム(というか水槽)」、今月中に第二弾をアップします。
 次の挑戦者…いや、住人はシュレーゲルアオガエルの「のそのそ」さんです!


【おまけ】卵から育てて約1年半の子ウパこと「ハンニバル」、親同様に水槽掃除のついでに身体検査をしてみました。
「く」の字に曲がっていて15cm超え。ビシッとしたら20cmいくかも。
2歳になったらどれだけ育っていることやら…