2015年1月27日火曜日

iZooに行ってきました(その2)

爬虫類(+両生類他)専門水族館、iZooお邪魔記その2です。

ここの目玉は、「ゾウガメさんと遊べる!
閉館時刻が迫っていたので「乗る」のは諦めてエサやり。
なんせ「学芸員」ですから手慣れたもんです。
何より、ゾウガメさん達が温厚なお陰でもありますが…

まぁ、こういう水族館なんでこういう親子は珍しくないでしょうが、
親父が両生類ばかり追っかけていた(&従業員さんを質問攻め)というのは割と珍しかったようです。

レア!黄変種のニホンアマガエル。
静岡県内で成体の状態で捕獲されたそうですが、よく鳥とかに見つからずに済んだもんです。

人気者のアメフクラガエル。
たまに専門店に入りますが、瞬時に消えますね(笑)

…で、超レア!アメフクラガエルの黄変種!!!
ウソです。お土産の300円のガチャポンでした(゚∀゚)
でも細部まで作りこんであったので値段対比でビックリ。

この後温泉宿に泊まったのですが、シーズンオフの下田は宿代は安いしメシは超美味いしで…
→その3(人間編)はよろしければこちらへ。

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2015年1月26日月曜日

iZooに行ってきました(その1)

週末を利用して下田へ1泊旅行。
シーズンオフだとピーク(夏)の半分以下の宿泊費なので飛びつきました。

しかも宿から車で10分に何とこんなところが!!
理事長「…知ってて宿探ししたくせして
館長「わぁ、海キレイ

ともかく入館。もちろん学芸員(1〜3女)+研修生(長男)はノリノリ。
他のお客様には無反応だったコビトカイマンさんが小生を見ていきなり規律拝礼してくださいました。
…真実は職員と勘違いされた、といった辺りでしょうなぁ。
 (飼っているとそういう雰囲気というかオーラが嫌でも滲み出てくるそうです)


すごく仲睦まじ気なアメリカドクトカゲさん。単独で見るとオッカナイですが、舐め合ったり擦り寄りあう姿に理事長までがホノボノしていました。

チュウゴクワニトカゲ@屋外水槽はシーズンオフなのでここにはいません。
…代わりにこんなのがいました。

サイレン?マッドパピー?
10分粘って観察しても動かなかったので結論が出ませんでした。(前者だと思うが…)

これは個人的には意外なオビタイガーサラマンダーぎゅう詰めの図。
暗くてわかりにくいですが7匹以上います。
てっきり協調性がない種だと思い込んでいたのですが、成体は仲良しさんなんですかね。
餌やりは確実に修羅場でしょうが。

(日本ブログ村)
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2015年1月24日土曜日

本日の有尾類「水組」

いやぁ、「水」というだけあってケバくってもう…
ということはないです。陸の連中のほうがハデなんで、つい被写体として疎かにしがちになってしまいます。
アカハライモリご一行。一番右のが6年前に六甲山から連れてきた当館最古参。最近増やしました。このまま繁殖でもっと増やそうか今考え中です。

2011年生まれのハナダイモリご一行。もうすぐ4歳ですが、サイズがコンパクトなので40cm水槽に12匹がなかよく収まってます。去年産卵したが水カビで不発。今年はどうなることやら。

相棒がいなくなって(というか殺って)も平然と「伸び伸び」しているレッサーサイレン、「うなぎ」。水槽サイズからみて全長35cmくらいでしょうか。最近食欲が凄いしスペース独占出来たしで、いきなりデカくなる可能性があります。

8月誕生のウパ子さんたち。
父はアルビノの「凶ちゃん」、父はマーブルの「くぅちゃん」で…
父ちゃん似のアルビノ。

 母ちゃん似のマーブル。

ブラック。何故かこの子だけ成長が遅く他のが8cmくらいなのに半分以下。
身軽にいつも浮いて泳いでいるので唯一「ぷかちゃん」 と名づけました。

そしてどういう掛け合わせなのか謎ながら何匹も誕生したゴールデン。
この色彩を珍とした学芸員から譲渡を固く禁じられており、破った場合は館長は
つらくて、いたい罰※」に処されるようです。
 ※「空気イス」&竹刀でひっぱたく刑だとのこと…役職名とは裏腹に最底辺な館長…

 そして親ウパは… というか右の方で清掃員がまた殉職している!
コラ、なぜ急に目を逸らす!!>凶ちゃん

まぁ、とりあえず全員元気です。

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2015年1月23日金曜日

本日の有尾類「陸組」

何だかタカラヅカみたいですね、「陸組」。
昔阪急沿線に住んでいた時期がありましたが、最初のうちは車内広告のケバさに圧倒されまくりましたが1ヶ月ほどで無関心になれました。慣れとは恐ろしいもんです。
当館だとあと「水組」「土組」「砂組」 …いや、何か忍者武芸帳ぽいなぁ、これでは。

いつもこちらに向かって「餌くれー」のポーズしか撮ってくれないオビタイガーサラマンダー。
角を利用して回りこんで激写。
館長「ふははははは、ぬかったな!本体はこちらよ!!
オビタイ「な、何ィッ!!
…端から見ていると館長がひたすらアホなんでしょうね。

「神経質な個体が多い」「隠蔽性が強い」という一般論が通用しないスポットサラマンダー。こいつもあからさまに「餌くれ」の表情です。
ウパといいタイガーといい 、アンビストマ科は環境に慣れてくると図太くなるもんなんでしょうか。モールサラマンダーとかマーブルサラマンダーを飼いこんでいるとどうなるのか興味があります。

同じ種なのに全く性格が違うのが興味深いレッドサラマンダー
・まったくマイペースな「デブ一号」
・水槽の蓋を開けられても平気なのにカメラを向けると猛ダッシュで逃げる「デブ二号」
 (丸印の中に尻尾の先端が)
「写真嫌い」という個性は実に新鮮です。
食欲旺盛な点では全く変わりはありませんが…

陸のイモリ科さんたち。(マダライモリ+アメイロイボイモリ)
セラギネラ(コケに似たシダ)は幸いにも活着してくれたようです。
湿気と光だけで元気なので、これは他のアクアテラリウムにも活用できるかも!
ふさふさした感じが気持ち良いのか、よく散歩するようになりました。
あとは変な小さな虫がわかないことを祈るばかりです…

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交際成功(ヒョウモントカゲモドキ)【ウ●コ注意】

新規導入した「とらお(♂)」と既存の「フヤリー(♀)」は取り敢えず「お友達」にはなってくれたようです。
とりあえず縄張りを主張しあう関係にならなかったので館長はホッとしております。
これでとらおがフヤリーが「これからもずーっと『おともだち』でいようねっ!」とのバッドエンドの宣告を受けないことを祈るばかりです。

性格が全然違うところも興味深いです。
・フヤリー: ノンビリ。好きなエサはハニーワーム(ダスティング)
・とらお : すぐ騒ぐ。好きなエサはイエコオロギ
こんな感じなので餌やりはまずとらおを別水槽に隔離しないことには始まりません。
(「はい、あ〜ん」とやっているととらおが突っ込んでくる)

あと、増えたので当然なんですがウ●コ掃除の頻度が増えました。
で、初見の「立ちウ●コ」。故「タマ」から飼育初めて延べ5年、初めてこういうのに遭遇しました。
…なんとなく出したのは「とらお」じゃないかと疑っているのですが如何に?

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全くペットとは関係ない話題なんですが、今になって25年前の骨董品的なPCゲームにハマってしまい、別の個人Blogでプレイ記をヌルラノベ調にしてアップしてみました。
ナポレオンとか世界史・軍事に興味のある方、よろしかったら覗いてみてください。
ロクナもんではないですが(笑)

2015年1月20日火曜日

ネタなき時のカエル達

サイレン「どじょう」に非業の最期を送らせてしまったことを除けば当館の両生類達は平穏そのもので新規導入もなし・増殖しそうな個体もなし、ということで夜に帰宅した館長が餌やりマシーンとなるだけの日々が続いております。
こういうときは、つい有尾類&無足類の次の扱いにしてしまっている無尾類ことカエルさんに登場してもらいましょう。
(順番は導入順)
2013年秋に成体で捕獲したツチガエル。「ケロちゃん」。
(以下、命名はすべて第2学芸員)
非常に隠蔽性が強く、露光を思いっきり上げてようやく「何か見えた」写真になりました。
でもエサはよく食います。シェルターの前にコオロギを置く→本能で暗いところを目指してコオロギがヨタヨタ→バクッ!
…何というか「地獄の番人」みたいなイメージが。鳴き声も可愛い名前からは程遠い
グゴガガガガ
館長が変な夢をみて夜に目が覚めた時は、大概こいつが鳴いている時です。

2014年春にオタマで捕獲したニホンアカガエル、「アイちゃん」。
お気に入りのシェルター(素焼きの土管、魚水槽用)がギチギチになってきたので外にいることが多くなってきました。…ときどき、無理やり入っていますが、土管の横穴から腹の肉がはみ出していて(笑)
物心ついたときから水槽にいたせいか、野生個体と違ってあまり物怖じしません。
「キョロロロロ…」と可愛い声で鳴いたので、♂であることが判明しました。

2014年初夏にCB成体で導入したキオビヤドクガエル。
上が、「ててちゃん」、
下が、「ててんちゃん
だそうです。
もともと野生下には天敵がいない(除く:毒矢に使用するヒト)上にCBなので全く人怖じしません。「ケロちゃん」「アイちゃん」から追ってみると段階的に隠蔽性が薄れてくるので比較してみると面白かったりします。
で、実はこれは寝姿。むかしは一緒に写ってるポトスの葉っぱの上で寝ていたのですが、
デブって葉っぱから落ちるので地面で寝るようになった
とかなり恥ずかしい状況にもあります。
「ヒョロロロロ…」という細い鳴き声が聴こえたような気がします。カップルであることを期待しております。

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2015年1月19日月曜日

ブラック職場(石巻貝と有尾類)

やはり最強のコケ取り要員はイシマキガイだよなぁ、と改めてアカハラ&ウパ水槽に投入。



…あー、「使用前」の写真を撮っておけばよかった。コケだらけの水槽もピッカピカに今ならお得のご奉仕価格!!てな洗剤の実演販売をやりたくなるくらいに素晴らしい仕事ぶりを披露。真っ茶色だったアカハラ水槽の内壁が約1週間で見事に透明になりました。

ウパ水槽でも活躍中なんですが…
何か犯人ぽい人がこちらをじっと見つめています。堂々と出てこんかい!

ガイシャの検分を続けてみましょう。
なんと空だけ残して柔らかいところを「チュルッ」とやられております。
こんな器用なワザを披露できるのはやはり「凶ちゃん」(さっきこっち見ていた人。前科無数)しかあり得ないと思いました。

【急募】清掃係 by武蔵野水族館
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2015年1月13日火曜日

【訃報】レッサーサイレン「どじょう」

残念ながら、力尽きてしまいまいした。
食欲を殆ど失っておりましたが、置いてあったアカムシを少しだけ食べ、フンをした後…
眠ったようです。
導入から2年半。正直、身体の一部を(自分の過失で)失った気分です。

然るべき処置の後、学芸員たちに正直に伝えました。

こういう時、血のアツい第2学芸員(次女)は大泣きして時には翌日学校を休んでしまうこともありましたが、涙を一筋垂らしただけで耐えていました。すまん…

残った「うなぎ」には含むところはありません。
サイレンは、大きくなるほど荒っぽくなる動物だということを忘れていた館長の責任ですので。
というわけで新たな同居人は迎えず(実は掃除係でプレコがいますが)、一人暮らしを満喫していただくことにします。

…ブリーディングを夢想しないでもないのですが、どの本を見ても「繁殖実態は不明」とのことなので、素人は潔く諦めるべきなのでしょう。本来かなり長生きする種なので、事故がないよう丁寧に飼っていくことにしたいです。

最後になりましたが、心配して下さった皆様、力不足で残念な結果となってしまい、真に申し訳ありませんでした。


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2015年1月10日土曜日

今度はシダで挑戦(マダラ&イボイモリ)

緑豊かな水槽に憧れ、なんどかコケを活着させるもそのたびにトビムシの温床になってしまい挫折。
コケがダメならシダを植えればいいじゃない
との、某国王妃…ではなくホムセン店員さんのご推薦があり、やってみました。
右下のは「セラギネラ」というシダの一種です。
コケ同様の環境に馴染み、虫がつきにくく、安価(3株で450円也)と話の上では良い事ずくめですがはてさて。
一部で「ヒカリゴケ」といわれているそうですが…
例の事件戯曲を知っていると「よくそんなおっかない名前を」と思っちゃったりします。
あと最近アメイロイボイモリの調子が落ちているのが心配。
ワラジムシは食べるのですが、一時の食欲がない。(動きはあるが)

さて、「日光にあてる」「風呂に沈める(脱皮を促す)」でドス黒からの脱出を図ったマダライモリコンビですが、スマートな方は見事に明るくなってくれました。素敵!これで立派な「姫」になったね!!(超下品な館長)


しかしデブの方は…
またもや「脱ぎかけシャツ」状態で、「風呂に沈め」られるのが趣味になってしまった様子。しかしこの種は脱皮不全で体長を崩すことは殆どないし、あまり頻繁に水槽を移すのも望ましくないのでしばらく放っておくことにします。
今度鏡置いてみるか(恥じ入ってくれることを期待して)。

なお、この二匹は体型は違えどいずれも快食快便であります。


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