2017年10月30日月曜日

30cmちょっと。

我が家のレッサーサイレン、「うなぎ」、やってきた時の倍くらいの長さになりました。
45cm水槽に丁度よいサイズです。
 長さが分かる写真を撮ろうと思った時に限って、やたらカメラ目線(笑)

よっしゃ撮った―!と思ったら、後ろが切れていました。

上から撮影。何とか全身が収まりました。

もう皆さんご存知かと思いますがサイレンには後脚ががありません。
エラが生えたまま一生を水中で過ごします。

最近「解剖医ジョン・ハンターの数奇な生涯という本を最近読みましたが、意外なところでサイレンが登場していました。18世紀後半のイギリスで活躍した、医者&博物学者のジョン・ハンターは世界中の珍動物(人間も含む)の標本をコレクションしていましたが、新大陸から取り寄せたサイレンを「魚と蛙の橋渡しをする動物」と認識していたそうです。ダーウィンの進化論に先駆けること半世紀以上の話です。
正確にはサイレンは原始的な両棲類ではなく、一旦上陸した両棲類が水棲に回帰したようですが、もしハンター医師が進化論を唱えていたら※理科の教科書にはサイレンが載っていたかもしれません …などと妄想すると胸が熱くなる両棲類マニアでした。
※残念なことにハンター医師は職人肌の人物で、コレクションの整理・体系化には熱心でしたがそこから何かの先進的な理論を導くというところまでは行かなかったようです。あと、18世紀後半という時代は「理性の時代」とは言われたものの聖書の完全否定に至るにはもう半世紀ほど必要だったようです。

2017年9月29日金曜日

頭はどっちだ?

【問題】下の動物の頭は左右どちらですか。(ア)(イ)から選びなさい(10点)
 (ア)左
 (イ)右








【解答】は(イ)=右でした。
 解答欄に「右」と書いたら不正解ですよ、そこの貴方!…じゃなくて受験生時代の小生(´・ω・`)
反対側は尾ではなくて殆どが「尻」だったりします。

 相変わらずレプトミンをバグバグ食べてくれるヌメアシナシイモリの「モコちゃん」は世話するのが楽で助かります。しかし、何年か飼っていても前後が分からない時がある…
・そこそこ活動的
・餌やりが楽
・長生き
これでもう少し個体数があれば人気のペットになったかも…って無理かなぁ。

2017年9月4日月曜日

贅沢者

食べ残しを腐らせないように、とピンセットで与えていたら自分でエサを取らなくなった困ったトカゲさんたちです。

…と書こうとしたら珍しくも自分で食べているフトアゴヒゲトカゲの「キロ」さん。
ちなみにエサは無着色の配合飼料です。


だからってそれだけで凄いドヤ顔されても…


その点、ヒョウモントカゲモドキの「とらお」さんはブレない。
主食はコオロギ。…だが、目の前で走っていても全然関心ナシ。

ピンセットを向けるとこの通り。
…しかし、ウ●コの脇でよく食欲が出て来るものですな…

2017年8月30日水曜日

iPhoneで撮ってみた。

普段はリコーのGXRという接写にやたら強いデジカメを使っていますが、今回は気紛れでiPhone5で撮ってみることにしました。

不幸な名機、GXR(販売終了)。
ファミコンのカセットのように着脱できるレンズユニットが売り…だったはずだが。

当館では珍しい(はず)のエサを食べていないアシナシイモリ。
左が頭で右が尻です。地中棲だけあって振動には敏感。

さて、当館(6畳和室)は空気が籠もりやすく、夏は有尾類には危険な水準=30℃に達します※…が、展示物たちは馴れてしまったのか一向に平気で、食欲/ウ●コともに全く調子が変わりません。
 ※飼育書を読むと「20℃以下に保ちたい」とあるし、それが正論だとも思うのですが。

タイガーサラマンダー。水槽内の池で適当に涼んでいます。
ついでに便所にも兼用。ピーナッツの種のような形のウ●コをします。

レッサーサイレン。乾期が来ると繭を作って夏眠をする…
ということは、ある程度の暑さには強いということかもしれません。

アカハライモリを撮ろうとしたら元気すぎて逃げられたので、
代わりに掃除役のホンドジョウを撮影。
アカハラの一匹と並ぶ最古参で、もう9年目。

…で、iPhoneを使ってみた感想。
「意外に接写にも向いている」
でした。これまでひたすらヒトばかり撮影していましたが、今後はこちらでも活躍しそうな予感。



2017年7月31日月曜日

おなかすいたー

(ほぼ)月刊(になってしまった)武蔵野水族館、今回は展示物たちのオネダリの図です。
フトアゴヒゲトカゲ、キロ。カウンター越しに「なあオヤジ、飯はまだか?」
ちょっとでも餌の気配を感じると鼻先でガラスをドカドカ叩いてきてうるさいです。
餌は配合飼料中心。コオロギや野菜も与えています。
デザートのチンゲン菜を食べているところ。茎をとって半分に裂いた葉っぱを食べる豪快さんです。(刻まなくていいので楽させてもらっている)

うるさいといえばクサガメ(名無し)。ドカドカビチャビチャ、納得するまで泳ぎまくります。
餌はフリーズドライしたイトミミズと死なせてしまった魚

カエルでないのにジャンプして捕食するオビタイガーサラマンダー(名無し)。
さし水だろうが館長の指だろうがとりあえず噛んできます。ただ後者の場合咥えた直後に「ペッペッ、まずっ
という態度を露骨に取るようになってきました。
餌はコオロギ。最近はドライイトミミズも食べるようになってきました。

ヒョウモントカゲモドキのとらお。いつもは細目ですが、水槽のフタを開けるとこの通り。いきなり冴えた顔になります。
ただ、若干神経質で餌のコオロギの触覚や脚が目に触れると機嫌を損ねてしまい半日ほどハンストします。

アカハライモリ(名無し)。おねだりは他種と比べて地味ですが、4匹+ハナダイモリ2匹+ドジョウ1匹と雑居しているため、与えたらバトルロイヤルを開始します。
冷凍アカムシを与えていたのですが最近は解凍が面倒くさくなって専ら配合飼料です。

ヌメアシナシイモリのモコちゃん。おねだりのタイミングが微妙で、専ら一通り食べてから「おかわりは?」
カメ用のレプトミン(小)が好物というコスパの良さを誇ります。もう少し大きくなったらコオロギとかも与えてみようかと。


最後に…
第3&第4学芸員おねだりの図。正直展示物と大して変わらないような気が…

2017年6月24日土曜日

夏の人気者

5月に近所の何かで理事長(カミさんともいう)がお裾分けされてきたカブトムシの幼虫三匹が10日ほど前に無事羽化しました。♂×2+♀×1…おぉ、これは繁殖コースか?



野生と同様夜行性なので日が暮れてから活発に動き回るようになります。
性欲でパンパンになった♂に♀が追っかけまわされる姿は哀れながらも笑えてしまいます。その間、プラケの壁にぶつかったりブンブン羽音を立てて飛ぼうとするから、現在の武蔵野水族館の営業外時間はかなり賑やかです。
毎日飽きずに見に集まる子ど…おっと、学芸員たち。脊椎動物だらけの当館では昆虫は目新しいのか、それともカブトムシには子供を引きつける何かがあるのか…何となく後者のような気がします。

困ったのは第四学芸員(長男)が変な野望を持ってしまったこと。
「ぞうち(←き)ばやしにいって、へらくれすおおかぶとをつかまえるーー!」
…館長はどっちかといえばクワガタ派なんですが(違

【悲報】殉職、相次ぐ

伏せたお茶碗のような形をしたイシマキガイ。甲長2cm 程度にもかかわらずコケだらけの水槽をかなりの速度で綺麗にしてしまう働き者です。(というか、タニシとかカワニナが仕事をしなさすぎるような気が)
当館でも清掃係員として雇用しているのですが、水棲有尾類のいる職場は非常に危険だったりします。
・住人に鼻先でひっくり返される
・自力で元の姿勢に戻れない(タニシ等は戻ることが出来ます)
・そのまま殉職
・または無防備になったところを住人に食われて殉職

 まさに「食われ」ている現場写真。ちゅるちゅる、といったところでしょうか。

 二匹とも平らげて涼しい顔のレッサーサイレン。

先日、イモリ(アカハラ+ハナダ)水槽に「職員」を5匹ほど投入しましたが、たった2日で生存率は20%(つまり1匹)。ブラック職場を通り越して殆ど強制収容所と化しております。う〜む、もっと大柄な(ひっくり返らない)個体はないものかか…
もしかしたら「コケ取り掃除くらい、人任せにしないで館長がやらんかい!」という住人からの抗議なのかもしれません。面倒だなぁ。

2017年5月12日金曜日

大胆に。

すっかりレプトミンになじんだヌメアシナシイモリ。ばらまいておけば勝手に食べてくれるので怠け者の館長としては大助かりです。

アシナシイモリには鼻のあたりに短いながらも鋭敏な化学センサーを備えた触覚があり、エサを置くとかなりの早さで飛びついてきます。
珍しくも半分以上も身体を晒したままエサをパクつく姿。

普段は頭しか出さずに食べているのに …館長へのサービス?

ぱくぱくぱく。残りの3つもまもなく食べ終えまた土の中へ潜っていきました。

動画を撮っておけばよかったと後悔する館長でありました。

2017年4月30日日曜日

「くさ」ガメ体験記

アカミミガメが帰化するまでは日本で一番大きかったヌマガメことクサガメ。
当館のは何故か小柄で、エサはきちんとあげているのに甲長は8cm程度でおさまっております。
で、ここから「何を今更な」な話になるのですが、クサガメの「クサ」はテッキリ目の周りの模様の色変由来だと思っていたのですが…
(うちのは白っぽいです)
」ではなくて「」だったことをつい先日身を以て知りました。


上の写真の通り甲羅が水垢まみれになっていたので、親切心と余計なお世話で歯ブラシで磨いてやろうと手に取った途端に…
ぷ〜んっ。
腐った卵と野菜を3日ほど放置したような匂いを分泌して頂けました。隣の部屋まで匂いが伝わって学芸員達大騒ぎ。仕方ないのでお掃除は中止し以来放置しております。まあ元気なので佳しとしましょう。
ちなみに主食は乾燥イトミミズとオキアミ。館内の魚が死んだらご馳走として与えております。
今や数少なくなった「長征組」(西宮→武蔵野、2009年)以来の生き残りでもあり、末永く付き合って行ければと思っております。

※あとはアカハライモリ×1とホンドジョウ×1。他のメンバーはみな武蔵野に移転してからの導入組です。


2017年3月25日土曜日

2017年3月25日午前9時5分

レッドサラマンダー「デブ1号」の死を確認しました。
2週間ほど前まで元気だったのが急にエサを食べなくなり、だからといって排泄もしなくなり「デブ」のまま動かなくなっておりました。

 まるで生きているかのようなポーズですが…


目から生気が消えております。

2010年2月に導入してから8年1ヶ月ともに暮らしたことになります。
引越し、長男の誕生、ウパの大量産卵騒ぎ、館長の体調不良の入院 …それらの出来事・騒ぎをクールな目で眺めていかと思うと、涙腺の奥が開いてきそうです。
遺体は消毒処分と致しました。

本日は追悼を兼ねて彼?の姿を時系列で追っていきたいと思います。
(見やすさを考慮してサムネイルは小さくしました。クリックで拡大できます)

2010年
北陸のペットショップから通販で購入。サイズは全長10cm位。
鮮やかな「レッド」の亜成体でした。

2011年
1年経ったらあっと言う間に5cmほど大きくなりました。
何となくもう一匹欲しくなり大阪のペットショップから購入。

2012年
すっかり馴染んでエサねだりを堂々とするように。
しかし大胆すぎるポーズだ… カメラを近づけても全く平然としています。

 2013年
戯れる二匹。特にケンカもしなければ「交際」もなし。
というか、性別は分からず仕舞いでした。

2014年
有尾類では一、二を争う端正な顔立ちだと思いますが、如何せん腹回りが…
デブ1号」「デブ2号」と漸く命名。

2015年
左は相変わらず元気なデブ1号。右のデブ2号はこの写真の撮影(2015.1)1ヶ月後に急死しました。
原因は不明です。ただ、これだけ色が黒ずんだので寿命ではないかとも考えております。

 2016年
 まさか翌年死ぬとはとても思えないほどに色つやがよく、食欲旺盛なデブ2号。
ちなみに主食はコオロギとハニーワームでした。
どちらかというと後者の方が好みだったようですが、管理が大変(すぐ増える、等)なので、最近はコオロギ一本槍でした。

2017年
そして、まさか翌月死ぬとは思えない、「エサねだり」写真。
死因は人為的なもの=館長のミスだと確信しておりますが、それ以上のことは分かりません。やはり勉強不足ですね。原産地のアメリカでも人気の高い種と聴きますので臆せず洋書にも挑戦して知識を蓄えておくべきだったと深く反省しております。

それにしても当館も一時期に比べて随分寂しくなってきました。
しかし、改めて一匹一匹を責任もって世話すべしとの思いを改めて強くしましたので当分は新規導入はしないで今いるメンバーを大切に扱っていきたいと考えます。
となると、本ブログのニュース性はどうしても低下してしまいますが、「時々皆様から助言=コメントをいただける日記」という扱いでマイペースで公開・更新を続けていくつもりです。
改めて、読者の皆様におかれましては今後とも適度にお付き合いを頂ければ幸甚です。

そして、今回は長文と大量の写真添付となってしまったことを併せてお詫び申し上げます。

【追伸】ハナダやウパの成長を追った「Yahoo別館」の方ですが、写真の大半のリンクが何故か消失してしまっており、 この2、3年ネタもないので閉鎖することに致しました。その際にこちらのブログのリンクコーナーを直そうとしたら「間違えて全消し」をやらかしてしまいました…
何とか記憶ベースで復旧させたつもりですが「自分のリンクが消えている!」とのクレームがありましたら直ちに対応いたしますのでご連絡頂けますよう平にお願い申し上げます。