2020年2月29日土曜日

ガサガサ報告@野川

野川という川は多摩地方をチョロチョロ流れている川でして、比較的浅くて流れも弱い、と子供を安心してガサガサに付き合わせることができるところです。
街中に出てもコロナがー、と煩いので本日は第4学芸員(6歳男)を連れて視察&捕獲作業を行うこととしました。
到着早々館長の長靴に穴が空いている事実が判明。
仕方なく裸足になりましたが冷たいの&痛いのなんのw

岸辺を狙え!という館長の命令に素直に従う第4学芸員。

成果物。イトトンボ幼虫×1、カワニナ×1、ヌマエビ&カワゲラ幼虫×多数。

成果物を持ち帰り用水槽(後ほど説明)に移す第4学芸員。とても楽しそうです。


 これがカワゲラの幼虫。とりあえず持ち帰ったが何を食べているのだろう。コケか?


コレが持ち帰り用水槽。米びつに穴を開けて電池式エアポンプを突っ込むという実に簡単仕様。でも、
・パッキングが完璧なので水がこぼれない
・エアーの供給があるので酸欠で死なない
というメリットがあります。2000円ちょっとで作れるのでガサガサ好きな人にはオススメ!

天気にも恵まれ、帰りの売店の焼きそばも美味くて非常に有意義な休日を満喫した次第であります。

「走るな」
「はぐれるな」
「(深みに)突っ込むな」
の館長命令を忠実に従った第4学芸員。だいぶ分別がついてきました。
ご褒美に、夏になったらもう少しデカい川に連れて行ってやるか…

2020年2月23日日曜日

水槽掃除@アンビストマ

マルクチサンショウウオ科、トラフサンショウウオ科といわれることもありますね。
いちばん有名なのはメキシコサラマンダー(ウーパールーパー)ですが只今当館では飼育しておりません。

どっちの水槽も汚れてきたので水槽をリセット&掃除することにしました。
(約1年ぶり。ズボラな館長)

1.オビタイガーサラマンダー
でかくなりました。全長でちょうど30cmくらいでしょうか。

迎い入れてから11年目になりますが、食欲が衰えたことは全くなし。
レンズを向けると「エサ?」と思い切りカメラ目線。まさに「有尾目中最強」ですね。

砂利やら水苔などを蹴飛ばす癖があるのでビバリウムはとっくに諦めております。
今回は水槽の軽量化を図り、砂利を入れるのをやめました。

2.スポットサラマンダー
こちらは迎えて1年未満です。排泄口の辺りのモッコリぶりといい、♂のようです。
(ペアで購入したのですが、相棒は早逝)

隠蔽性が強い種なので、コルクのシェルターを入れてあげることにしました。
早速隠れたところ。

で、こちらがコルクを取ったところ。
「ち、何だよ眩しいなー」と言っていそうです。

どちらもエサはコオロギ。
レプトミンなど固形飼料にも挑戦しましたが、
・タイガー  飛びついて食べるのが難儀そう。
・スポット  そもそもピンセットから食べようとしない。
といった理由から、見送ることとしました。トウキョウサンショウウオもそうなんですが、皆が固形飼料に餌付いてくれると館長としてはこれほど楽なことはないんですがねぇ。

2020年2月22日土曜日

超絶ブラック職場

これまでも散々書いてきましたが、サイレン水槽の清掃員さんたちが次々と殉職されています。
今回水槽をリセットしたので彼らの尊き骸を引き上げたてみたところ…

うわぁ、こんなにいたのか<殉職者

犯人近影(※)。ひっくり返して中身をチュルチュルしているようだけど、現場を見たことがないんですよねー。一度見てみたかったけれど清掃員が気の毒すぎて再現実験をする気が起こらない…。
(※)物の本には「主食は巻き貝」とあるのに容赦なく突っ込んだ館長も共犯。

一方、アカハライモリ水槽ではドジョウ・イシマキガイに加えてヤマトヌマエビを残りエサ清掃員として採用してみることにしました。ひと月ほど経ちましたが、何とか上手くやっている模様。

茶苔対策は「拭く」よりも「食べさせる」方が遥かに効果的なのは理解しておりますが、職員の殉職問題がいつも課題となってしまっております。今後どうすべきかよく考えて見る必要があります。

2020年2月20日木曜日

快食快便

前回は実に残念な話でしたが、今回は景気がいい?話を。

今年になって迎え入れたマダライモリ×2(たぶん両方♂。名前未定)が湿らせたレプトミンを食べてくれるようになりました。いや〜、これで随分楽になります。Sサイズのコオロギは時間が経つとすぐ大きくなってしまうので。
1日2個のペースでパクパク。このペースだと結構早く大きくなるのでは…
ところで、ウ●コはどこに?

ちょっとわかりにくいですが、シェルターを裏返したところ。
内壁の端っこにこびりついている粒がそれでした。両棲類でも場所に拘るケースがあるんだ、と感心。
(オビタイガーやファイアはそこら中に無差別爆撃してくれます…)

一方、種としてトイレマナーが良くて割と有名なのがヒョウモントカゲモドキ。
当館の「モンちゃん」も例外ではありません。
殆どの時間をシェルターで過ごしていますが、ウ●コするときだけは別。
上は「出る」直前の映像です(プラケ越しなので見えにくいですが)

シェルターの右側の遠いところに律儀に出しております。
やはり自分のとはいえ、臭いのは駄目か…
ん?昨日したウ●コの真ん前で用便??平気なのかな君???
…まあ、掃除はしやすいですがね…

2020年2月8日土曜日

懺悔

物欲が暴走した結果、念願のカウプカワアシナシイモリをペアでゲットできたのですが…

水合わせに失敗して死なせてしまいました。




ごめんなさいごめんなさい(´・ω・`)
Twitterで親身に助言していただいた先輩方にも平謝りです_| ̄|○

あと、キンギョも一匹(左の方)死なせてしまいました。

改めて水棲動物と水との相性について(高い授業料で)学ばされました。

水、といえばサイレン水槽がゴミだらけになったので、水槽ごとリセットしたのですが、なかなか落ち着いてくれず一時期拒食状態になって大変気を揉みました。
→約1週間で順応してくれて今は餌も普通に食べてもらっています。感謝(-人-)


さて、カワアシナシイモリの水槽が空いたわけですが、ここに何を入れるべきか…
キンギョを引っ越しさせて他の魚も追加するか、
思い切ってアマミシリケンイモリあたりを迎えるか…
ちっとも懲りていない館長であります。