2016年3月30日水曜日

うちのカメです。(うそ)

先日は寂しい話だったので、今回は割と元気なお話です。
両生類の有尾目の性格にはきわめて大まかにいって2傾向あって
・隠蔽性が低い(水棲種の多く、タイガーサラマンダー)
・隠蔽性が高い(陸棲種の多く、あとサイレンにもその気が)
に分けられます。
今回登場するのは後者で、下半身はシェルターに入っていてまるでカメのような生活を送っていたのですが、食い意地が優先して謂わば「ヘビクビカメ」化した面々です。

まずは当館の最古参、レッドサラマンダー「デブ1号」です。
(先日の報告通り「2号」は退場してしまいました…)
アクリル容器に玉砂利、そして石。趣もクソもないレイアウトですがレッドサラマンダーとともに試行錯誤を繰り返した結果こうなりました。小洒落たビバリウムにしようものなら星一徹モードになって掘り返しまくってくれます。

そして全然隠れていない、の画像。フタを開けるとエサが降ってくると思い込んでいます。(まあ、期待には応えることにしているのですが…)
コオロギ、ハニーワームが主食ですが、クリル(乾燥オキアミ。貯め置き可能)を食べてくれるのが有難いです。

 こちらは新参(導入半年未満)のファイアサラマンダー。
当初は逃げ隠れていましたがまもなくフタを開けるとこう↓なってくれました。

飼育書によるとファイアサラマンダーは一度気に入った環境にとても拘るそうなので、手がかかっていない(=手抜きな)「水苔+シェルター」に慣れてくれるとこちらが楽で助かります。
エサはコオロギまたはハニーワーム。レプトミンなど人工餌に餌付いていないのがこれからの課題です。

最後に全く隠れていないタイガーサラマンダーの写真を撮ろうとしたら、「エサエサー!」とはねてばかりで全くダメだったことを付け加えておきます。

2016年3月26日土曜日

老猫の介護?

当館に来てから7年目のヒョウモントカゲモドキ(エクリプス)♀の「フヤリー」ですが、このところ殆ど餌を食べようとせずひたすら水ばかり舐めております。
一応、強制給餌はしておりますが尻尾が細る一方で…
(水ぶくれしているのか身体はそんなに痩せていない)
チャームポイントのパッチリした目も最近は細めてばかりで、本当に歳を取った猫みたいになってしまいました。

そしてなぜか頻繁に繰り返す脱皮。
2週間に一度位のペースで「剥けている」のですが消耗しないか心配なところです。

身体が固くなったのか、中途半端な剥け具合で休んでいるところ。

それでも何とか頭を残して脱皮しました。これも身体が固くなったせいか、自分では上手にむくことができず、まるで「三面怪人 ダダ」みたいになってしまいました。
手伝ってやってみたところあまり嫌がりません。むしろ、クターっと体重を預けてくる感じに寂しくなります。

強制給餌を続けていくか、もう成り行きに任せてしまうのか、大変悩ましいところです…

2016年3月14日月曜日

ふしぎウパ

みんなも「そうだよね」といってくれると思いますが、
ウパって本とうに何をかんがえているかわからないですね。
トカゲみたいにいがいに気むずかしいというかせんさいというわけでもなく、
タイガーサラマンダーみたいにただひたすら食よくマシーンというわけでもなく、
さかなみたいにひたすらおよぐわけでもなく。

くぅちゃん(♀)」の下はんしんがういていますが、りゆうをきいてもむだでしょう。 もうかれこれ3じかんはこのポーズです。

 「(きょう)ちゃん(♂)」を見たら上はんしんがういていました。
かんがえるだけむなしいと思いました。
しかし一ついえることは、ウパをみているとあたまからかん字がどんどんへっていくのはたしかなようです。

2ひきのあいだにはかべがもうけてあります。
だって、いっしょにするとすぐたまごうむんだもん。
…といっていたらこの前あてつけのように「くぅちゃん」がむせいらんを一ぱいうんでくれましたorz
ねんちゃくりょくがムダにあるらんのうを全ぶかたづけていたらかん長のこころのどこかがポキリとおれました。

閑話休題。
(といいつつ別に以下主題というわけではないです)
シュレーゲルアオガエルの「のそのそ」に餌をやるペースを週1にしていたのですが、それでも多すぎたようです。
腹がエラいことになっています。ウ●コはしっかりしているのですが。
一切鳴かないので♀の筈ですが、まさか無精卵が詰まっているのかしらん…