2019年5月18日土曜日

池袋サンシャインシティ遠征(第2回)

第1回遠征からほぼまる1年、第4学芸員(男性、5歳)と再び行って参りました、「東京レプタイルズワールド」(於:池袋サンシャインシティ)。
今回の目標は
・前回食べ損ねたワニの前脚の唐揚げを食べる
・何か連れて帰ってくる(理事長の事前了解ナシ)
の2つであります。

10:00開場に遅れること約1時間で到着したら入場待ちの人の列が…!
軽く100mは超えています。やばい、もうみんな喰われていたらどうしよう<ワニ
会場の中(撮影禁止)は人人人、でごった返しておりましたが、皆さん順番をきちんと守っているので混乱は起きていませんでした。爬虫類・両棲類愛好家はモラルが高いのですよ、とちょっと偉そうな気分になります。店員さんのタトゥー率は高かったですが。

で、ワニ。
間に合ったー!ヽ( ´∀`)ノ
上はタコ焼きならぬワニ焼き、下は待望の前脚の唐揚げです。

前脚部分をさらに拡大。一体どういうプロセスで食材にされたのでしょうか?
味は去年食べた「ワニ焼き」から想像していたとおり、鶏を淡白にしたような感じです。
というか(揚げている油が良いのか)●ンタッキー×ライドチキンよりよほど美味いです。

骨以外は全て美味しくいただきました。「ワニ焼き」は第四学芸員が喜んで食べておりました。

で、何を連れて帰るかかなり迷ったのですが、
・値段がそこそこ安い(設備も含め)
・ある程度活動的(ジーッとされていても困るので)
・エサが特殊ではない
を考慮した結果…
マダガスカルヒルヤモリ、となりました。
ファイアサラマンダーの赤変種とかなり迷ったのですが、決め手は値段でした。
ヒルヤモリと設備とフルセット<ファイアサラマンダー(差額は3万円以上!)だったので。


で、帰宅して早々にセッティング。横のエアポンプは斜め右下のサイレン用の水槽なので関係ないです。(そういえばグレーターサイレンも売られていましたが、水槽のサイズが恐ろしいことになるので即見送りました)
そして、仮住まい(ミニ水槽)から掴みだして、ケージに入れようとしたら…猛スピードで脱走しようとしました。六畳一間で3分ほど大騒ぎして(無理すると尻尾を自切される恐れがあるのでどうしてもマイルドに掴もうとしてしまう→指の間からすり抜けるの繰り返し、でも噛み付いてはこなかった)、漸く押し込むことに成功しました。
養殖個体(CB)だそうですが、野生を失っていません。活動性は「ある程度」ほどではありませんでした。
この辺り、同じヤモリ科でもまるでネコのようなヒョウモントカゲモドキとはえらい違いです。哺乳類で例えたら何になるのでしょうかね? 
しかし一度ケージに入れたらあっという間に馴染んでしまい、コオロギ3匹を平らげ、爬虫類用ゼリーを舐めておりました。んー、なんだろう?イタチ辺りかな…?

ヒルヤモリ、の名の通り昼行性なので目はいわゆる「ネコ目」ではありません。この黒々とした目や、背中の赤い模様にそこそこ人気があるようですが、お値段はヒョウモントカゲモドキの半分以下。爬虫類の相場ってどういう風にして決まっているのか大変興味があります。(アオジタトカゲとかは平気で7ケタ行きますし…)

というわけで、トウキョウサンショウウオ以来の1年ぶりの新メンバーの紹介でした。
(まだ理事長は帰宅しておりません。どんな反応をすることやら… 第1&2学芸員は「かわいー!」と歓迎してくれました)